余りにも六本木の街の変貌に・・・・・本当に浦島太郎状態でした。
六本木に、小さな事務所を構えて頑張ろうと思った当時が、ちょうどバブル崩壊の真っ只中で
次々に小さな関連事務所が倒産し始め、自身も撮影の仕事探しに奔走した記憶が蘇りました。
結局、六本木の事務所は3年で閉めましたが・・・・・・
コマーシャルの世界から決別して14-5数年の歳月が瞬く間に過ぎ去りましたが、
今日までの歩き続けた自分の道のりが・・・何故か懐かしく思い出され、久しぶりに今はもう
消え去った六本木の裏路地を・・・かすかな記憶を頼りに歩きました。
何となくここ数年で、やっと長かった不況からやっと持ち直し始めた感じはありますが
理由の分からない格差社会とかが、知らない間に本格的に固定してしまい
個人の才覚ではどうしようもない閉塞感が、いろいろな形で社会に見え隠れしています。
この国は、一体どこに向かおうとしているのでしょうか・・・・・・・・?
取り敢えず昨日、無事に作品の搬入を済ませて・・・・あとは週末の審査の合否待ちです。
(C) Tairyo Ono アートエマルジョン (真鍮板に写真乳剤塗布)