明日にでもこの世から消えてしまう様な強迫観念に駆られて・・・・・
個人的に大量ストックする意味など必要ないのでしょう。
個人購入で海外の優れた感剤の調達は事足りる時代だし、仮に将来的にフィルム、印画紙の
日本製の全てが生産中止になる可能性を含めての意味で・・・・・・・・・・
この日本人と云う、新し物好きで付和雷同の国民性と落日の国の経済事情などを考慮しても、
何もこれから期待をしない方が健全なのかも知れません。
この写真文化に対する認識の無さを嘆いたところで、今更始った訳でもなく・・・これから何か
新しい芽吹きが育つ可能性が残されている筈も無く・・・・・・このまま終焉を迎えるのでしょう。
それでも大好きな写真を作り、撮り続ける私は幸せな人間なのでしょう。
(c) SILENCE 1993 By Tairyo Ono