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連休中に・・・少しのんびりと過ごし過ぎていたので・・・・

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           (C) Photo by    Tairyo Ono



気が付けば・・・・日々毎日が過ごし易かった、穏やかな5月の優しく爽やかな風も、もう直ぐ梅雨時の
生温かな湿った誰もが苦手な季節を迎えます・・・・


公募展応募作品の制作から搬入、審査・・・作品の展示そして終了・・・搬出と、4月に入ってからの日々の多忙さは
毎年恒例になった、自分にとっては歳時記の一部に組み込まれた感じがして…ある意味で生活のリズムの中
淡々と過ごす事ができます。


ただ今年は例年と違い、息つく暇もなく、暗室拡大改装工事の第一段階である…天井板の撤去作業に・・・・・
長年に渡り堆積した天井の、塵・埃・粉塵に想定外の悪戦苦闘の連続で・・・・壊れても良いようにと準備した
掃除機も見事に作業途中で機能停止で壊れてしまう程の量で・・・・


結局は、昔ながらのアナログ的な…ハタキ・箒・塵とり・モップ・雑巾・・・・この拭き取り作業の繰り返しで
暗室の庭に出した膨大なゴミの山は、天井板の細かな裁断と暗室内の不用品の分類整理・・・・
数日間は、清掃作業後の我が顔・姿を鏡で見る度毎に・・・・まるでコントの世界が蘇る・・・


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特に、本来なら日々を健康に気を付ける入院手術病後から・・・・早いもので足かけ6年が経ちました。
本来ならば定期検診に1年に1度くらいは、出かける必要があるのかも知れませんが・・・・
嘘のように元気な身体を取り戻し、心も気持も安定しているし・・・・何よりも自分の身体に関しては
自分が誰よりも解っています。

 

今年の自分の場合は、これから年末にかけては、ある意味で人生最後のエポックメイキングになる
大切な活動元年になるはずなので、多少の疲れも・・・・心地の良い快感に転嫁出来ます。
何よりも強靭な肉体と精神で、63年目の秋に実りのある人生の迎えられる様に頑張って
次々に高いハードルを設定して・・・・・生きて・・・・神から与えられた寿命が、残りどの位の長さなのか
それを知りたいとも思わないし、知ろうとも思いません・・・・・・


今この時間を精一杯生きて、頑張って生き抜いて気が付いたら死んでいた・・・・これが理想の最後です・・


自分の周りを見渡しても、志半ばで死を迎えた・・・・多くの写真家仲間を風の便りで耳にしますが
私は決してそれらの葬儀に参列することはありません。


多分、一般の人達と私の死生観と云うものに違いが生じているのですが・・・・・・
私の中では、死は終わりではなく新たな旅の始まりなのです・・・・
私の中では、亡くなった方々は今でも元気に制作に勤しみ作家活動を続けているのです。


経済的には、それなりに恵まれていたのかも知れませんが、早くに両親と死別して、子供心に謂れのない
差別を受けていた暮らしていた毎日を送っておりました。
守るべき親の居ない子供に対する世間一般の眼差しは・・・・どんなに頑張って歯を食いしばって生きても
親の居ない哀れな子供で片付いてしまいます。


今回の大震災の中で、掛け替えのない尊い沢山の生命の繋がりが・・・・いとも簡単に断ち切られました

・・・・・・どんな百万篇の慰めの言葉も・・・・無駄です
・・・・・・その場限りの優しさは・・・・どんな刃物より心を傷つけます

遠くで・・・無言で・・・いつまで、もしっかりと忘れずに見守り続ける事が・・・本当の優しさだと思います。





      ・・・・・・・・人は一人で生まれ・・・・・ひとりで死んで行くのです・・・・・






2011/ 05 /20 ・     Tairyo Ono



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by tairyo-ono | 2011-05-20 18:20 | 風に吹かれて・・・
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