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ノートリミングと云う写真の表現方法に於いて・・・

写真学校で教えていた頃、生徒に私のオリジナルプリントを見せたところ・・・・ノートリミング(フルフレーム)の
黒枠の写真の意味する事にかなりの興味を示したようでした。

教育的観点から・・・安易な画像処理の無意味さ、撮影時の画面構成とフレーミング、カメラ機材の特性(視野
率100%が意味する訳)、撮影の瞬間にミラーアップの為に画像が消去するが・・・・レンジファインダー式の
カメラにはミラーアップが無く、画像が消去し無い代わりに、パララックス収差というファインで覘く視野と
画像として実像にフィルムに定着する部分に誤差が生じる・・・・・など、いろいろと質問に答えたのだが・・・・

究極の質問は、・・・・・・・先生どうやったらその黒枠は作れるの・・・・・・でした。

自分で引き伸ばし機を所有した生徒はでさえも、購入時の様なペラペラの薄いネガキャリアで卒業まで終える
それが当たり前の状況で、試しにデラックスタイプのネガキャリアを見せるとかなりの関心を示しました。

そして、提示した私のプリントが全てノートリミングであることを伝え、ネガキャリアを削り黒枠を出することで
それが作品に対して加工を施していない証明である事を教えたのです。

デジタル加工で、どんな誤魔化しも可能な便利で安易な時代ですが、
常日頃、私が思う写真に対する真摯な想いと姿勢に向き合えば、撮影した瞬間が全てであり
切った貼ったの誤魔化しは・・・・写真でもなければ・・・・写心でも有り得ないものだと思います




    (C) Tairyo Ono    撮影カメラ   ニコンF    撮影日時  1975年・巴里祭  



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                  巴里・オペラ座周辺



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                  巴里・モンマルトルの虹
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by tairyo-ono | 2009-07-10 14:33 | 巴里
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